野田学園高等学校

■全体構想

北側イメージパース|画像
全体計画
 今回の新校舎計画は、既存校舎の建つ敷地内での計画となるため、増築と解体を繰返し行う必要があり、結果として3期工事に分かれての計画となった。
 1期工事は教室棟・食堂棟、2期工事は体育館棟・特別教室棟・教科教室棟、3期工事は本館棟となる。
 全体計画の中で景観に配慮した配置とし、近隣に対しても見卸し、日陰など影響を最小限とした。
 2008年度竣工予定の教室棟は鉄筋コンクリート造4階建て食堂棟は鉄骨造平屋建てとなる。

ゾーン計画
 教室棟は中高一貫ゾーンと高校ゾーンとに分かれ、体育館ゾーン・特別教室ゾーン・教科教室ゾーンなどに生徒が移動する際にお互いに柔らかな交流が生まれるよう配慮した。
 またエントランスゾーンとなる本館棟は学校の風格の表出と、外来者のアクセス配慮からアプローチしやすい敷地角地に配置した。

模型写真

エコスクール計画
 新校舎を計画する際、学校として環境保護に配慮し(エコスクール)可能な限りの環境共生型の施設とした。省エネルギーで快適な空間を創るために、太陽光発電・クールチューブクールピット・エコボイドなどにより自然の環境を利用したエコロジーなシステムを採用している。学園建築そのものが環境共生を学ぶ教材として位置づけた。
  1. 氷蓄熱併用型ビルマルチパッケージエアコン(エコアイス)導入
    外気温度の低下する深夜に製氷することで機器効率の向上を図り、安価な深夜電力を利用する。
  2. 各室への全熱交換機の導入
    外気負荷の低減により、空調エネルギーを削減する。
  3. 居住域空調の実施
    共用スペースについてはクールチューブ、クールピットパッシブ空調ゾーンとし、空調は居住エリアに限定して無駄な空調は行わないようにする。
  4. 井水の利用
    井戸水を池の水、散水などに利用する。
  5. 節水型衛生陶器の採用
    節水型大便器をはじめ、水使用量が少ない器具を選定することで、水利用量を削減する。
  6. 太陽光パネルの採用
    太陽光を発電に採用し、自然エネルギーを活用すると共に、屋根面への太陽光の直達を遮蔽することで、建物本体の空調負荷削減にも寄与させる。
  7. 高効率照明器具の採用
    一般器具に比較して高効率の照明器具を採用することで、消費電力の削減を図る。
  8. クールチューブの採用
    地中内に埋設した配管を経由して外気を導入することで、外気を緩やかに加熱・冷却し、パッシブな空調を実現する。

全体構想  教室棟・食堂棟計画(一期計画)

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