■教室棟・食堂棟計画(一期計画)
中高一貫教室12クラス、高校教室24クラス、計36クラスからなる教室棟は中高一貫ゾーン3階建て、高校ゾーン4階建になり、中高・高校それぞれ各階にゼミ室を設けている。
また、常に生徒と教師が身近に交流できるように教官室を設け生徒の相談や質問に対応できるように配慮した。各教室ゾーンにある吹き抜け階段(コア)は各階のつながりだけでなく、上下階の交流を生み出し、採光・通風を通す装置として機能している。各教室の廊下にスタディースペースとして空間を広く設けており、様々な授業スタイルに対応し、生徒の自主学習に活用できる。
2008年度の竣工当初は中高一貫教室に余裕ができるため、1階エントランス近くの1教室を中高一貫職員室として利用している。
- 教室はすべて同じ内装・しつらえでなく、バリエーションをもち各学年間の違い、進級を感じさせるものとする。
- 教室内に求心性をもたせ、クラスとしての一体感を醸し出すインテリアとする。
- 家庭的なやわらかさ・くつろげる雰囲気をもたせ、生徒が学習に集中出来る空間づくりとする。
- 共用部・廊下等や他の教室の様子が多少うかがい知れ、教室を完全個室化としない計画とする。
- 施設然とした教室としないよう照明・造り付け家具などを住宅のしつらえとスケールを合わせる。
- 黒板は二面に配置し、壁面や天井を積極的に掲示面として利用し生徒の情報を活用化するしつらえとする。
- 吸音は十分配慮した、あたたか味のある自然素材感の内装とする。