理事長あいさつ

画像:田邉理事長

創立150年を迎える伝統と未来への挑戦

学校法人野田学園 理事長 田邉恒美

 学校法人野田学園のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

はじめに
 本校は、1877年の創立以来の長い歴史の中で、時代の変化に柔軟に対応しながら発展を続けて参りました。多くの卒業生を社会へ送り出してきた歴史は、私たちの誇りです。変わらないのは、「人を育てる」という使命と、それを支える確かな教育方針です。

校訓「誠実」「感謝」「勤労」
 本校教育の根幹には、校訓である「誠実」「感謝」「勤労」の三つの言葉があります。「誠実」とは、真心をもって物事に向き合い、他者や社会に対して正直であること。「感謝」とは、日々の生活や出会いに心から感謝し、謙虚に学ぶ姿勢。「勤労」とは、努力を惜しまずに目標へ向かって力を尽くすこと。これら三つの言葉は、野田学園のDNAとして、すべての教育活動や日常生活に深く根付いています。

時代の求める人材育成
 現代社会は、グローバル化やICTの進展など、めまぐるしく変化しています。その中で求められる人物像も変わり、多様な能力や柔軟な思考力、創造力が必要不可欠となりました。本校では、知識や技能だけでなく、実践力や課題解決力、コミュニケーション能力を育むことに力を入れています。また、社会貢献の精神やリーダーシップを備えた「新しい時代の担い手」を育てるため、学外活動や地域連携、国際教育にも積極的に取り組んでいます。

一人ひとりの個性に応じた教育
 東京大学はじめ難関大学へ挑戦する生徒も年々増加しています。今後も学習の習熟度、進路希望、個々の性格など「生徒一人ひとりの個性を重視する教育」を基本にしながら、規律ある進学校として進化してまいります。

おわりに
 長い歴史と伝統に裏打ちされた本校は、これまで支えてくださったすべての皆さまに心より感謝しながら、常に未来を見据え、挑戦し続けます。生徒一人ひとりが自分らしく生き、夢を実現できる学び舎であるよう取り組んでまいります。
 今後とも、野田学園の教育にご期待いただければ幸いです。